ラジオ

【ラジオ感想】野沢の雅子さん(2月23日回)

野沢の雅子さん

エイジマンのエンタメ見聞録。

みなさんは野沢雅子さんがラジオ番組をやってるのって知ってます?TOKYOFM系列で日曜日の22:30から放送の30分番組。ゲストを呼んで2週で1セットのトーク番組(録音)です。

野沢雅子さん(マコさん)の声優業界の裏話など聞けたりして、往年の声優ファンとしてはマコさん級の大御所から業界裏話が聞けるのはメッチャ楽しみです。

たとえば田中真弓さんゲスト回のドラゴンボール裏話。ドラゴンボールの現場はベテランの演者が多くて、その時の最年少の演者が現場でスタッフみんなにお茶出しをするという暗黙のルールがあるそう。

普段は若手の声優がお茶出しを担うんだけど、演者がベテランばかりの回があって、フリーザ役の中尾隆聖さんが現場での最年少だったらしく、慌てながら中尾さんがお茶出しをしていたという話は面白かった。中尾さんが最年少になってしまう現場ってスゴイね!

今回はドラゴンボールつながりの氷川きよしさんとの対談

今回は氷川きよしさんがゲスト回。

マコさんはデビュー当時から氷川さんのファンだったそうで、またドラゴンボールの主題歌を氷川さんが担当した縁からの共演となった。

氷川さんは演歌界の慣例が身についてしまっており、年長者を「先生」と呼ぶ生活を長年してきた。だから気軽に「マコさん」さんと呼べず、ついつい「野沢先生」って呼んでしまう。

マコさんが「やめてよ〜」って笑いながら言うのだが、その慣例が抜けずに「マコさん」と呼べない氷川さん。しどろもどろで「マコ先生」と中途半端な呼び方になってしまうのが面白い。

まずは2019年末の紅白での共演した時の話

氷川さんの応援団として紅白に出演したマコさん。紅白の現場に行けるなんて想像していなかったから夢みたいだと氷川さんに感謝の意を述べる。氷川さんもマコさんに喜んでもらえて嬉しそう。

マコさんは紅白の現場で、どういう振る舞いをして良いのか迷ったらしい。興奮して前のめりで応援して良いのか、テレビへの映り込みや立場を考えて配慮しなくちゃいけないのか、ぐるぐると思考が巡って「どうしよう?」って迷いながらも楽しんだそう。

神龍の模型に乗って歌う氷川さんを見上げて手を振るマコさん。それを確認できた氷川さんもマコさんの紅白参加はとても励みになった出来事だそう。マコさんはガチで氷川さんファンのため、テンション高めでナチュラルで悟空の声になってる。

氷川さんにとって転機になったドラゴンボール主題歌

ドラゴンボールの主題歌は氷川さんにとって初めてのアニメソングかつビッグタイトル。これが転機となりロックやポップスというジャンルに足を踏み入れる。

また自分を開放した新しい個性を発揮するようになったことで、氷川さんのメディア露出が一気に増えた。長年の氷川さんファンであるマコさんにとっても、この転機はとても嬉しかったそう。

新曲のプロモーションをかねた「母」エピソード

氷川さんの新曲「母」をテーマに、お互いの母親の思い出を語る。

マコさんの母親は戦争を知る世代ということもあるので「命があればなんとかなる」がポリシー。マコさんに「常に上を向けと」いうプラス思考を植え付けたそうだ。

マコさんのポジティブキャラクターには母の影響がある。ポジティブすぎてマコさんは160歳くらいまで生きると考えているらしい。

氷川さんの母は他人の悪口を絶対に言わなかったそう。

氷川さんは性格的にネガティブになりがちになっちゃう、とマコさんに相談。若くしてデビュー、封建的な演歌界、ジェンダーの問題、抱える悩みは多そうな氷川さんに猛烈な元気で返すマコさんは、まさに悟空!

よくわからないが力強いマコさんのアドバイス

マコさんは天気の悪い日でも、傘をさして外に出かける。人とすれ違うだけでも、その人の風貌を観察してキャラクターを想像するなどして楽しんでいるそうだ。

人間観察はやはり役者のクセなのだろうか。家に閉じこもっちゃダメ!外に出るの!と良くわからんアドバイスを氷川さんに送るが、マコさんの声のパワーで、なぜか氷川さんは納得する。マコさんの声は仙豆だね!

もう1週、氷川きよしゲスト会があるから聞いたら簡単にレポートします。

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職業:勇者見習い。人生のお悩みダンジョンを攻略すべく、あらゆるライフハックを装備して実践するのが趣味。